山岡ゼミ

ゼミ募集

ゼミ選びとは大学院生活において非常に重要な(経済学部においては最大の)選択のひとつだと思います。ですので、その選択を誤る可能性を減らすために情報は重要です。このページはそうした情報の非対称性によるミスマッチを減らすことを目的としたページです。

1.山岡淳という人間

学部2年生の皆様はゼミ選びに苦労されていると思います。その応募にあたって、まず私、山岡淳という人間を知っておいていただけると助かります。

2025年度は月曜5限に「社会保障」の授業を担当します。非常に受講の難しい時間ではありますが、ぜひどのような人間か物見遊山にお越しください。もっとも、私の専門である「社会保障」について取り扱うので、履修することが最も望ましいです。

本ホームページには、私のSNS(note・X・instagram・facebook)も紹介していますので、これらも参考になるでしょう。noteは一般向け記事、Xはぼやき、instagramは自炊料理写真、facebookは研究やゼミ活動報告といった感じで使い分けています。

滋賀県大津市に生まれ、出身は神戸大学経済学部(2003年入学)で、大学院もそのまま神大経済の院に進学して卒業していますので、皆さんの21年先輩に当たります。先輩として、本学について助言できることは多いとは思います。在学中は六実(委員長)、ベルカン(創設メンバー)でした。また、現在は硬式野球部の顧問です。

2024年度-オープンキャンパス模擬講義
六実時代の写真(中央)

2.2025年度のゼミ

2025年度はゼミが1年目ということもあり、試行錯誤で色々な取り組みをしています。いくつかの特徴的なゼミ活動を紹介しておきます。

まちゼミ

山岡ゼミは月に1回、王子公園のコミュニティスペースでゼミを開催します。参加者はゼミ生と、地域住民の皆さんです。山に籠ってても研究はできますが、ちゃんと人に通じるように発表すること、これは非常に大事な経験です。

まちゼミの様子
よいとこ健診

灘区を舞台に高齢者の日常生活や習慣で「よいとこ」を見つけて、褒めて褒めて褒めまくる新しいタイプの健診です。学生は高齢者との交流によって、「高齢社会」について肌身を通して体験してもらいます。高齢社会に対して、ネガティブなものではなく、かなり前向きな展望が得られると思います。

よいとこ健診でのゼミ生と参加者
ゼミ旅行

今年度は「中山間地域の経済の現状を学ぶ」をテーマに9月に兵庫県西脇市と多可町に訪問をしました。織物工場や和牛農家や元町長との懇談など、盛りだくさんの1泊2日でした。今後は定期的な行事というより、突発的に行おうと思います。

織物工場(玉置新雌)の訪問

3.募集要項の補足

募集要項の「学生に対する希望」として書かれている項目について補足をしておきます。

「社会保障」の履修

卒論テーマにもよりますが、「そりゃゼミの先生の授業は履修しておいてよ」という希望です。15コマ受けたら、大体どういう人間か分かると思うので、変に肩ひじ張らなくて済みますしね。

解決したい社会課題がある人

卒業研究は授業レポートのめっちゃ長い版ではありません。「研究」というものの目的は様々ありますが、一般的には「研究とは課題解決のための手段」です。なので社会に対して「こうなったらいいな」の思いを持って、その思いを研究という形で発揮できるとなお良いです。

突発的な行事への積極的に参加できる人

山岡は思い付きで行動をします。急に「こんなイベントがあるよ」「旅行に行きたい」「ビールを飲みたい」というようなことを言い出します。任意参加ではありますが、フッ軽である方が山岡ゼミを楽しめると思います。

料理が好きな人

まちゼミは晩御飯を食べながら行います。参加者20名分の晩御飯をだいたい山岡が作っているのですが、そろそろ飽きてきたので、作るのを手伝ってください。だいたい、予算400円/人程度で作っています。

今年5月のまちゼミの晩御飯

4.山岡ゼミで望ましい研究テーマ

私の研究テーマは【「健康」と「安心」のための経済学研究】です。

 「健康」は市民の健康促進に関する研究です。健康の達成のためには健康行動を促すだけでなく、市民がそのような活動を達成するための社会基盤としてのコミュニティが必要です。健康行動の促進については「よいとこ健診」という活動を7年間続けています。また、地域社会のコミュニティの醸成に関しては、昨年、神戸市から受託を受け研究調査を実施し、今年度も継続して行っていきます。

 「安心」は市民が安心して生活できるための救急医療体制に関する研究です。今年度より神戸市のヘルスケアデータ連携システムを用いた研究事業を実施します。救急搬送やレセプトデータなどのいわゆるデータ分析を行います。

 以上のような関心を持っていますので、既に医療・介護・年金・障害等の社会保障や健康づくりに関心がある方を歓迎します。

5.現在所属する学生の研究テーマ

現在大学ゼミには12名の学生がいます。しかし、彼らの研究テーマは、別に私の研究テーマと必ずしも合致するものではありません。現在取り組んでいるテーマについては以下の通りです。

  • 持続可能な医療保険制度
  • ドクターヘリの外部性
  • 障害児童と放課後デイの現状と課題
  • 地域包括ケアと住民の居場所作り
  • 自由主義思想に基づく再分配システム・社会福祉のあり方に関する思想研究
  • 今後のボランティアのあり方
  • 伝統行事の維持
  • タバコのポイ捨てを防ぐ仕組み作り
  • 企業城下町の現状と課題
  • 都市再開発のプロセスの評価
  • 地域創生の政策的枠組み
  • 東京一極集中の評価

6.特別研究テーマ

以下の研究テーマに関して、特段思い入れがある人がいれば、優先的に取り組んでいただきたいと思います。

救急医療体制研究

私の研究のお手伝いをしていただきます。ビッグデータを用いた研究を行います。大学院の経済学研究科では2027年から「経済数理データ科学専攻」がスタートするのですが、こちらへの進学を考えている人は修士論文に繋がる研究ができます。

サポーター・ファンコミュニティ研究

おそらく26年度からとあるJリーグチームと共同研究を行います。また、継続的に野球独立リーグのチームのボランティアをしています。こうした、地域スポーツチームのサポーターやファンのコミュニティ醸成に関する研究をしたい方がいれば、これらの現場でのPBLが可能です。特に独立リーグの野球チームはチームのSNS運営を主体的に動いてくれる方がいればなお良しです。

7.ゼミのオブリゲーション

山岡ゼミでは単位取得のために以下の内容を求めます。

  • 3年次終了時点で卒論12000字
  • まちゼミでの報告(年1回以上)
  • よいとこ健診や社会活動への参加(年2回以上)

ただし、山岡が認める専門書を10冊以上読破し、報告した場合は、「よいとこ健診や社会活動への参加」は義務としない。

8.選考方法

応募者が定員を超える場合は、面接で選考を行います。

面接での採点項目(点数)は以下の通りです。

  • これまでの大学生活(20)
  • 研究したいテーマ(20)
  • 将来の目標(10)
  • 単位取得数×GPA(30)
  • 面接でのコミュニケーション(20)